平成３０年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の公募が2019/02/18に開始されました。

中小企業庁 > 経営サポート > ものづくり中小企業支援http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2019/190218mono.htm

以下に簡単に本年の公募上のポイントを列挙しますが、最も印象的だったのは「ファストトラック（＝第一次締切）の導入」です。

なんと、2/18(月)の受付開始にも関わらず、2/23(土)の締切です。

わずか５日間！

びっくりです。相当準備していたところしか手を挙げることはできないでしょう。そしてさらに、「ダメだったら二次公募に出し直せばいいや！」が効かない（二次締切の審査対象になりますが、書類の修正や差し替えが効かない）点です。ちなみに第二次締切は5/8(水)の消印締切ですから、昨年よりも時間的猶予があります。

さて、では要点と昨年までとの違いを確認していきます。（詳細は募集要項をご確認いただけますようお願いします。）

• ファストトラックの導入により、早期事業開始希望者に配慮した。（3月中の採択発表予定）
• 補助金上限（一般型1000万円、小規模型500万円）に加え、補助金下限（１００万円）が設けられた。
• 補助率は従来通り1/2が基本でありながら、「小規模事業者である」など、特定の条件に合致する場合は2/3となる。
• 昨年登場した「企業間データ活用型」はものづくり・商業・サービス高度連携促進事業へ移管された。（4月以降の公募か？）
• 申請用紙の記入が簡略化され、様式１・２で15ページ以内とすることが明記された。（ホームページがあれば会社案内不要など、細かい点も改良）
• 加点要素はあまり変化なく、先端設備等導入計画、経営力向上計画、経営革新計画などを認定取得（一部申請中も可）していることや1%以上の賃上げに取り組むなどが挙げられる。
• しかし目新しいところとしては、H30/2/19から応募申請日までの間に「購入型クラウドファンディングによって一定規模以上の支援金額を集めている企業」なども加点されることとなった。 

というような点が挙げられます。

当社は「IT経営の推進」を支援していますので、ものづくり補助金の採択支援も行っています。もし支援ニーズなどがありましたら、フォームからお問い合わせください。