事例紹介
これまでにサポートさせていただいた、中小企業支援の事例をご紹介します。お客様の課題、業界・業種、企業規模などに近い事例から、当社のサービス内容をご確認いただけます。
建築資材製造業におけるIoTの導入
(建築資材製造/製造業・年商20億円、従業員数140名)
- 【支援内容】
- 当該企業の「強み」である短納期生産を支えるため、業務分析を行い、モノの流れと情報の流れを可視化。IoTを導入し、流量の測定を自動化。
定量化データをもとに業務を最適化し顧客便益(=短納期)に繋がる内部プロセスを構築。 - 【効果・変化】
- 単なるシステム導入ではなく、内部プロセスの構築を行ったことで持続的に組織内部に改善を回す仕組みと文化が構築された。
自分たちがチカラをそそぐべき「強みの強化(業務の最適化→さらなる短納期、付加サービスによる顧客満足の向上)」に意識が向き、データドブリン経営でリピート率アップにつながった。
小売業のデータ分析や、手法を再構築
(スポーツ用品専門店/小売業・年商3,500万円、従業員数4名)
- 【支援内容】
- 店舗販売に加え、部活や社会人チームへの外販という御用聞きモデルによる営業スタイルの当社。
少子化やチームスポーツ下降線という外部環境変化に気づきながらも販売実績データをどう活かせばよいかわからず戦略策定に苦慮していたため、データ分析の切り口や手法を構築し、コンセプトメイクからマーケティングまでトータルに販促支援を行う。 - 【効果・変化】
- 当社がいかに従来の営業スタイルに依存しており、ニーズ志向(望まれるもの寄り)でなくシーズ志向(できること寄り)であったかを組織全体で認識して、販売戦略を見直した。データ分析から量販店と差別化するポイントが明確化され、品揃えや価格設定等を一新。
販売に加え新サービス構築も実施したことで顧客満足も高まって、商圏が拡大し愛顧客が増え客単価が向上した。
TOC理論をベースにIT技術を駆使
(水産加工/製造業・年商10億円)
- 【支援内容】
- 中長期的慣行に基づいた作業手順・生産活動を見直し、生産管理手順そのものを再構築。作業の要不要を再整理して、誰と誰がいつどのような情報をどんな手順で共有すべきか、これをうけどんな計画立案・生産活動につなげていくべきなのか、TOC理論をベースにIT技術を駆使して当該企業の生産革新を支援。
- 【効果・変化】
- はじめは戸惑っていた作業変更も徐々に理解が浸透し、「無駄を省きボトルネックをフル稼働させる」という、現場レベルでの意識や行動の変化が生まれた。リーン生産方式や制約理論(TOC)等、難解な理屈も行動・体験から理解して生産活動を行えるようになり、設備投資なく増産を実現した。
顧客志向マインドの再構築
(大手系列学習塾/消費者向けサービス業・年商4億円)
- 【支援内容】
- 顧客志向マインドの再構築と新事業展開支援。塾は「良い授業をしさえすればいい」という考え方を改め、生徒や父兄はなぜ学習塾に通うのかという問いから向き合う。この問いかけをうけ映像授業配信という新事業展開をプラットフォーム構築やサービス設計から推進支援。
- 【効果・変化】
- IT活用の文化も希薄であった組織にデジタルコンテンツ配信や顧客データ管理・活用というスキルが備わった。さらに、顧客便益に寄り添うという意識改革も掛け合わせることで、生徒や父兄とのコミュニケーションが頻度密度ともに向上した。顧客評価は高まり、退塾率の低減や口コミ効果などから、経営数値の伸び(増収増益)も確認できた。
タスク管理・納期厳守を実践
(デザイン/事業者向けサービス業・年商5000万円)
- 【支援内容】
- 小規模ながら精鋭部隊をそろえるデザイン企業。事業内容そのものには大きな顧客評価を得ていたが、回りきらないマネジメントが業績拡大の足かせに。いかに少ない手数でタスク管理・納期厳守を実践し、顧客の求める「質」と「スピード」という相反する価値を両立していくか再考し、ビジネスモデルを再構築。
- 【効果・変化】
- デザインに自信を持つがゆえ成果物に対するこだわりは高く、顧客評価の源泉であったが、時として付随価値に意識が向きにくく、素材やテーマ、原稿等の顧客提示待ちが長引き、手戻りやプロジェクト遅延にもなっている点を理解・認識。顧客満足は本業や本質のみでなく、周辺領域にもその源泉があり、ここを意識した提案活動やタスク管理が行えるチームに変革した。