クラウドソーシングとは不特定の人に業務を依頼する仕組みで、仕事を依頼したい人と、仕事を受けたい人が、ウェブサイト上でマッチングされ、業務の依頼~受託~実施~納品までを行うものです。
よく仕事を外注することを「アウトソーシング」といいますが、「クラウドソーシング」はクラウド=群集(crowd)にソーシング=業務委託(sourcing)するというところからきている造語です。
代表的なサイトとしてはクラウドワークスやランサーズというサービスが立ち上がっています。
そこにはクラウドワーカーと呼ばれる群集(受注ユーザー)がサービスサイトに自身を登録していて、自分はどんな人間で、これまでどんな仕事をしてきたか、などという情報が参照できます。ここに仕事を発注したい人や企業(発注ユーザー)がどんな仕事を発注したいか登録していく形で「業務委託」がマッチングされていきます。
大きくはプロジェクト型やコンペ型、あるいは依頼型という業務委託の形式がありますが、期間を決めて、その業務に適した能力を持つクラウドワーカーにハイパフォーマンスな業務を短期間で依頼することができます。依頼する仕事の中身としてはデザインやコーディング、執筆、制作などいろいろなものがあります。
総務省の「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究」(2018)から、クラウドソーシングの認知度・実施状況を確認できます。
ちなみに当社は創立直後に会社のロゴをクラウドソーシングで依頼したことがあります。このときはコンペ型の業務委託を採用しました。
コンペ期間はたった1週間でしたが、とても多くのクラウドワーカーの方々からとてもたくさんのロゴをご提案いただき、選びきれないほどの候補から選定したことを覚えています。
業務を遂行する際のひとつの手段として、皆さんも検討されてみてはいかがでしょうか?